yoichigsh’s diary

Suwonでの日々

韓国最終日

住み慣れてきた場所を去るのは何だか少し悲しい。韓国最後の夜は一人クリスマスとなった。韓国に来た当初、頻繁に通っていたクッパ屋に久しぶりに食事に行った。これが最後の夕食。部屋を空にするのが大変で、今後の生活していく上で物を極力減らしていきたいと思う。

"A common mistake of beginners is

the desire to understand everything completely right away.

  In real life understanding comes gradually,

as one becomes accustomed to the new ideas.

  One of the difficulties of scientific research is

that it is impossible to make progress

without clear understanding,

yet this understanding can come only from the work itself;

every completed piece of research represents a victory over this contradiction."

 

-- A. Migdal

춘천

月曜日をお休みにして、日月と춘천(春川、チュンチョン)へ行ってきた。

ヨンサンからITXに乗れば、一時間ちょっとで行けるので、ソウルからは気軽に行ける。行きのITXでおじさんに孫の誕生100日記念だかの餅をもらったが、なかなか控えめなやさしい味だった。しかし、すぐにカビてしまい、一つは食べられなかった。

 

廃線を利用したレールバイクなるものに乗ったが、電車になった気分だった。渓谷に沿った路線であったため、乗車中は比較的涼しく過ごせた。

しかし、今年の韓国はものすごく暑くて、チュンチョンも期待したほど涼しくはなく、蒸し暑かった。

 

夏休みということもあり、沿線には大学生が多くいた。涼しくはないが、自然は豊富にあり、夏の旅先には良いところだろうと思う。

帰りのITXで、孫とおじいさんが乗っていて、孫がおじいさんに「今回の経験は一生忘れないと思う」と言っていたのが、微笑ましかった。

ゲスト来たる

日本からゲストが来ている。研究室のドクターコースのPさんの博士論文のレフェリーの一人だそうだ。食事のスピードがゆっくりだったので、自分もゆっくりと食事することができた。Pさんが研究の話が弾んでいて、楽しそうだったが、公聴会直前で色々と準備が大変そうでもある。

Muui Island (무의도)

2月の終わりに舞衣島でQMS2016という国際シンポジウムに参加した。

K博士とたくさん議論できて良かったし、KAISTの学生や研究者にも質問する機会があり知り合いが増えて良かった。ラボのメンバーと同じ宿に泊まったので、かなりたくさん話ができて、普段はうかがい知れない内面的な部分も垣間見れたことが大きな収穫だった。非常に良かったと思う。

お刺身が美味しかった。ロケーションが最高で、景色を見るだけでも飽きない。干潮と満潮の差が激しく、朝はいつも遠浅になっている海底が見えていた。夜は月の光が海面に照って輝いていた。실미도(silmido)には潮が満ちてきていて渡れなかったのが残念。また来たい。

旧正月休み終わる

旧正月休みを利用して日本へ帰った。カレンダーは新暦だが、韓国社会は旧暦に則るらしい。もうすぐ、大学の卒業式シーズンとなる。

帰省中は引っ越しに向けて、部屋の掃除、パソコン廃棄、粗大ゴミの処理など大変忙しかった。普段いかに必要のないものに囲まれて暮らしているかがよく分かる。本当に必要なものなどほとんどないのだ。未だに高校入試の時に着ていた紺のお気に入りのセーターを着ているが、ほとんどフェルト化している。お気に入りの服は捨てられなかったが、着ていない服など大量に資源ごみに出した。勿体無い気もするが、韓国に持っていけないし、置くスペースもないので仕方ない。この機会にシンプルな生活へと移行していきたい。